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🦉メガネフクロウとの生活:寿命、値段、飼い方のメリット・デメリットまで解説

メガネフクロウをペットとして迎えたいけれど、寿命や値段、実際の飼育で後悔する点はないか気になっていませんか?
この記事では、メガネフクロウの飼育を検討している方に向けて、知っておくべき基本情報から、飼育のメリット・デメリット、具体的な飼育方法、そして実際に飼育している人が感じる後悔ポイントまで、詳しく解説します。ペットショップでの選び方や、臭い対策、適切な環境作りについても触れていくので、ぜひ参考にしてください。

メガネフクロウの基本情報:寿命、値段、特徴

寿命はどのくらい?

メガネフクロウの平均寿命は約20~25年と言われています。しかし、これはあくまで平均的な数値であり、飼育環境や個体差によって大きく変動する可能性があります。適切な飼育環境を整え、質の高い食事を与え、定期的な健康チェックを行うことで、寿命を延ばすことができるでしょう。
具体的には、清潔な飼育環境の維持、ストレスの少ない生活、バランスの取れた食事、適切な温度管理などが重要です。また、遺伝的な要因も寿命に影響を与えるため、信頼できるブリーダーから購入することも重要です。日々の観察を怠らず、少しでも異変を感じたら、早めに獣医さんに相談するようにしましょう。早期発見、早期治療が寿命を延ばす鍵となります。


値段の相場は?

メガネフクロウの値段は、一般的に約40万円から60万円程度とされています。この価格帯は、ペットショップやブリーダーによって異なり、個体の年齢や色、柄などによっても変動します。
大手ペットショップでも取り扱いがありますが、専門店の方がより専門的な知識を持っている場合が多いです。購入を検討する際は、複数の店舗やブリーダーを比較検討し、納得のいく個体を選ぶようにしましょう。また、初期費用だけでなく、飼育に必要なケージや用品、餌代なども考慮に入れる必要があります。事前にしっかりと予算を立ててから購入を検討することをおすすめします。


どんな特徴があるの?

  • 体長は40cm〜55cm程度
  • 体重は0.5kg〜1kg程度
  • 上半身は黒褐色で目の周りに特徴的なメガネのような白いふちどり模様があります。下半身は白みがかった黄土色をしています。幼鳥は成鳥とは逆に目の周りが黒褐色で、それ以外は白い羽毛に包まれています。目は黄褐色です。
  • 性格はとてもおっとりしており、人慣れもしやすく良好な関係を築きやすいです。人懐こいですが、割にいたずらなので環境には注意しましょう。周囲に余計な物を置かないように気を付けましょう。少しずつ様子を見ながら飼い主との信頼関係を築くことが重要です。夜行性ですが昼間も活動する事があります。日中は大人しいですが、日が沈んでから活発になり、好奇心旺盛な性格が発揮されます。

メガネフクロウを飼育するメリット

非常におっとりとした性格

メガネフクロウは基本的に大人しく、おっとりゆったりした性格をしています。人慣れもしやすくフクロウの中ではコミュニケーションを取りやすい種類であると言えます。巣立ち後数か月は親鳥に依存して生活する為、人懐こい性格になるのかもしれません。盛んな好奇心を一緒にふれあう時間に活かすと楽しいものになるでしょう。


中型のフクロウ

中型のフクロウはある意味一番初心者向きと言えるかもしれません。彼らはその体格から、体力も免疫力も安定しやすいからです。取り扱いについても、女性でもこのサイズなら問題なく飼育出来るでしょう。


幼鳥時代が長い

非常に愛らしい真っ白な幼鳥時の羽毛の時代を長く楽しめる珍しい種類です。約数か月から数年は雛の羽毛が続きます。彼らは完全な成鳥の羽に変わるのに最長で約5年かかると言われています。


飼育前に知っておくべきデメリット

寿命が長い

メガネフクロウは長寿の生き物です。これは長くパートナーとなる利点でもありますが、同時に長期的に飼育する責任と覚悟が伴います。餌の供給や飼育環境づくり、獣医師の確保など、事前にしっかり確認しておく必要があります。フクロウは犬や猫とは異なる特性を持つ生き物です。飼育前にしっかり特性を理解しておく事が後悔しない為に重要です。時には信頼のおける専門家に飼育相談出来ると良いです。


飼育スペースの確保と衛生管理

メガネフクロウは体臭はほとんどありませんが、飼育環境は当然衛生的にしておく必要があります。鳥類である為、トイレのしつけも出来ません。中型のフクロウですので、ケージでの飼育は羽を痛める恐れがある事と人離れの恐れがある為、避けるべきでしょう。適切なサイズと重量のある止まり木(パーチ、ブロック)に係留管理が望ましいです。止まり木の下にペットシーツや新聞紙のようなものを敷き、こまめに取り換えましょう。直射日光を避けた日光浴、適度な水浴び、湿気を避ける工夫が必要です。それらを踏まえたメガネフクロウ用のスペースが確保出来るか確認しましょう。


脱走リスクと対策

フクロウを適切に係留管理していれば、ロスト(脱走)や誤飲、ぶらさがり事故、リードが絡む事故等様々な危険からフクロウを守る事が出来ます。その為には常に係留用リード、金具、足回りの細かいもの(アンクレットやジェス等の道具類)止まり木のチェック、窓や扉の開閉に注意を払い、周囲におもちゃ等を置きっぱなしにするのは止めましょう。放鳥する際は、必ず飼い主が側にいて目を配ります。リードの長さも適切を保ち、長過ぎず短過ぎない長さに係留します。リードを長めに係留するのも高い場所に係留するのも事故のもとですので避けるべきです。放し飼いは止めましょう。

メガネフクロウの飼い方:初心者でも安心

飼育環境の整え方

  • 羽を広げた時、周囲に当たらないくらいの広いスペースを確保します。
  • 相応しい止まり木(パーチ、ブロック)を用意します。サイズと重量に注意し、フクロウが自分で動かさない重さのものを用意します。足が直接触れる場所には人工芝を巻いたり貼ったりすると良いでしょう。
  • 強いストレスを与えないような静かで落ち着いた環境が望ましいです。
  • 温度:夏は23~26℃、冬は18~25℃が目安です(エアコン管理が理想)
  • 自然光が差し込む環境が良いですが、直射日光が当たらず、風通しの良い場所

食事の基本

フクロウは肉食の鳥です。与える餌は冷凍のマウス、ウズラ、ヒヨコ等を与えます。与える時には常温にしてから与えましょう。場合によってはカットする必要もあります。生餌ですから、鮮度の管理に気を配り、残した餌を長時間置かないように気を付けましょう。

  • 主食:マウス、ウズラ、ヒヨコ
  • 水は常に新鮮なものを用意
  • 食べ残しは放置しない(腐敗・臭いの原因になります)

コミュニケーションの取り方

  • メガネフクロウはのんびりした友好的なフクロウですが意外と握力があります。ひょんな場面で掴まれると怪我する恐れもありますから注意しましょう。
  • フクロウにストレスをかけないようにしつつ、少しずつふれあうようにしましょう。
  • お喋り好きな個体も多いので、優しく話しかけながら手から餌を直接与えたり、グローブをして手に乗せる訓練をしてみたりしましょう。この辺りのトレーニング方法はきちんと専門家に確認すると良いです。

臭いの注意点と対策

• 体自体はほぼ無臭ですが、排泄物と餌の残りの匂いがあるので、毎日最低限掃除をしましょう。
• 掃除の頻度:糞は毎日除去、ペットシートなどもできれば毎日交換
• 餌の食べ残しは長時間放置しないこと。
• 空気清浄機・消臭マット・新聞紙などで対応可能

飼育で後悔しないために:先輩飼い主の声

病院選びの重要性

  • フクロウを専門とする病院を事前に探す
  • インターネットやSNSなどを活用して、近隣のエキゾチックアニマル専門病院を調べてみる

思ったより出費がかかる

  • 餌代、ペットシート代、光熱費、メンテナンス代、アンクレット・ジェス代(足革)など
  • 怪我や病気の治療は高額になるケースもあるため、ペット保険加入も検討の余地あり

フクロウにとっての慣れるとは

フクロウは犬や猫とは違ったコミュニケーション方法を取ります。他の鳥類ともまた違っています。打ち解けた、慣れた、と感じるのに時間がかかったり、イメージしていたものとは違っていたりするかもしれませんが、彼らのコミュニケーションに合わせる事が大切です。構い過ぎず、構わなさすぎない適度な距離感で関係性を築きましょう。

まとめ:メガネフクロウとの素敵な生活のために

メガネフクロウとの生活は、彼らのおっとりしたしぐさや表情、何とも言えないとぼけた仕草等、私達の日常に癒しや彩を与えてくれます。しかし、飼育には責任が伴い、決して容易ではありません。適切な飼育環境を整え、愛情を注ぎ、根気強く接することで、メガネフクロウは素晴らしいパートナーとなってくれるでしょう。

この記事が、メガネフクロウとの生活を検討している方々にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。専門店やフクロウカフェなどで実物を見て、触れ合ってみるのも、良い経験になるでしょう。メガネフクロウとの出会いが、あなたの人生をより豊かなものにしてくれることを願っています。