ハリー・ポッターのシロフクロウにそっくり!かわいい生きものミュージアム
フクロウが登場する大人気のイギリスの映画と言えば、ハリー・ポッターが有名ですが、主人公の相棒ヘドウィッグとしてシロフクロウが大活躍しましたよね。
今回は、かわいい生きものミュージアムで暮らす「シロフクロウ」について紹介します。
目次
ヘドウィッグはI羽ではなかった⁈
実は映画「ハリーポッター」に登場するヘドウィッグはI羽ではなく、演技の内容によって数羽いたとされています。
シロフクロウは『賢者の石』から7作目の『死の秘宝 Part 1』まですべてに登場していますが、映画を良く見て羽の黒い斑点を比較してみると違ってるのがわかります。
としまえんの跡地にできた「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」でもヘドウィッグの種類を写真付で紹介しているので確認に行ってみてくださいね。
シロフクロウの雄♂と雌♀の違いは?
一般的にフクロウは雌雄の区別がつきにくいのですが、シロフクロウだけは例外で一目瞭然です。雌(メス)は、全身に黒い斑点が入り、成鳥になっても消えずに残ります。
一方、雄(オス)は、幼鳥の頃は羽の黒い縞や斑点はありますが、換羽のごとに白くなり大人になると全身が真っ白になります。雌と比較して体の大きさは一回りくらい小さいのが特徴です。
ちなみに映画ハリー・ポッターに登録するシロフクロウは、雌(メス)です。
野生のシロフクロウはどこに住んでるの?
シロフクロウは、北極圏のツンドラ地帯に生息しており、冬になるとユーラシア大陸や北アメリカ大陸の亜寒帯等へ移動する場合もあります。なんと北海道にも飛来することもあるそうです。
シロフクロウの足は羽でフワフワ
シロフクロウの足元を良くみるとたくさんの羽で覆われています。自然下では雪の覆われた地面にいますので、防寒対策になっています。
この大きく見える足が特徴的でとってもかわいいですね。
シロフクロウは何を食べてるの?
野生のシロフクロウはネズミ類を主食としていますが、ウサギなどの小型哺乳類を捕食することもあります。特に足で掴む力は強く、小動物はあっという間に空中に持ち上げられてしまいます。
飼育下では、ウズラやヒヨコ、マウスですが、冷凍品が販売されているので解凍して室温に戻して与えます。
シロフクロウの目は黄色?
フクロウの仲間の中でも珍しく、シロフクロウは日中に活動します。目が黄色であるのも特徴で、夜行性のフクロウは目が黒いことが多いので区別にもなります。
かわいい生きものミュージアムのキャラクター
かわいい生きものミュージアムのイメージポスターの中央に描かれたフクロウは、シロフクロウの「ロビン」で男の子です。
アーティストのマツダケン氏が特別に描きおろしました。ロビン君は、小さな頃から博物館の館長に育てられているのであまり人見知りをしませんが、優しく見守ってください。
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シロフクロウの概要
フクロウ目 STRIGIFORMES
フクロウ科 Strigidae
学名:Bubo scandiacus
英名:Snowy Owl
体長:55〜70cm
体重:700〜3000g
寿命:20〜30年